石岡市議会 2022-10-25
令和4年決算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2022-10-25
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 令和4年10月25日(火曜日)
午前10時00分開会
◯委員長(谷田川 泰君) ただいまから
決算特別委員会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議題は、議案第60号・令和3年度石岡市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち
総務企画委員会の所管に係る部分であります。
次に、
付託案件説明のため、本日、委員長において出席を求めた者の職・氏名は、
説明員名簿のとおりであります。
次に、本日の審査範囲につきましては
審査区分表のとおりであります。
次に、各委員に申し上げます。
決算審査の基本的な意義は、予算執行の結果を総合的に確認、検証して、今後の
行財政運営の改善に資することであります。よって、各委員におかれましては、その点に留意し質疑をされますようお願い申し上げます。
また、当委員会での審査は一問一答方式で行い、時間については質疑のみ1人20分以内とさせていただきます。
なお、計数及び事業内容の確認のみを旨とする質疑は、本日と2日目、3日目の各
委員会所管の審査において行い、
政治的判断を要するものやほかの所管にまたがるものについては、4日目の総括審査においてされますようお願いいたします。
また、質疑は審査区分に沿って簡潔かつ明瞭に、重複質疑を避けられますようお願い申し上げます。
次に、執行部に申し上げます。
執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては、迅速かつ的確に答弁されますようお願いいたします。
次に、質疑応答に関する当委員会の運営方針を申し上げます。
当委員会としては、できる限り審査を効率化する考えから、執行部が即時に答弁し難い質疑があった場合でも、答弁調整のために会議を中断することは努めて避けることにいたしたいと思います。
そのような場合につきましては、当該質疑に対する答弁を一時保留し、委員には次の質疑をお願いすることにいたしたいと思います。なお、一時保留した答弁は、執行部において答弁が整い次第、再開することにいたします。
また、その際に委員の質疑が既に終了している場合は、次の委員の質疑終了後に、改めて質疑を再開したいと思いますので、各委員におかれましては、よろしくご協力くださいますようお願い申し上げます。
それでは、これより議事に入ります。
議案第60号・令和3年度石岡市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち
総務企画委員会の所管に係る部分に対する質疑を行います。
村上委員。
2 ◯委員(
村上泰道君) おはようございます。村上でございます。
今回は
総務企画委員会所管ということで、4項目ほど質問させていただきたいと思います。例年のことでありますが、頂きました決算書並びに
事務事業評価シートにつきまして質問のほうをさせていただきたいと思います。
まず最初に、質問に入る前に、今回頂きました資料が例年どおり大分刷新されましたので、その点についてお伺いしたいと思います。
特に
事務事業評価シートなんですが、毎年、この場でその事業の本来あるべき目標、目的であったり評価の財源や執行率、また、今後の目標等についてお尋ねさせていただきました。
昨年も、様々な点でこの指標がその事業の本来あるべき姿を現しているのかというような点についても質問させていただきましたが、今回は資料が本当に刷新されまして、とても見やすくなっておりました。
特に
活動指標である
アウトプットについては、例年、1つだけではなく様々な観点から評価されるべきというようなところで質問させていただいたところ、最大で3点、指標がそれぞれ目標や実績値が触れられるようになりました。
この点、
事務事業評価シートを見直すに当たって、担当課として各部局にこのシートの作成に当たって、どのような指示という表現は適切じゃないかもしれませんが、
評価シート作成に当たってどのような内部的な情報共有や
シート作成に当たって注意された点について、まずはご説明をいただければなと思います。
3
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
4
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) ただいまお尋ねいただきました、新たに刷新しました
事務事業評価シートにつきましてご答弁申し上げます。
今回、これまで1ページで各事業を取りまとめてまいりました
事務事業評価シートでございますが、一事業につきまして3ページにまたがる形で、ボリュームのほうも増えてございます。
各部局に当たりましては、新しいこのシートのほうを作るに当たりまして、何点か我々のほうも、どういった目的でこの
事務事業評価シートを作るかということについてご説明のほうをさせていただいてきました。
今回、総合計画が新たに始まるに当たりまして、新しいその施策体系の中でこれまでの事業が位置づけられ、直すのかと、そういった点につきまして注意していただくよう促してきた部分がございます。
また、情報共有としまして、今
アウトプット、3点ほど複数になっている部分もございますが、やはり最終的な成果、
アウトカムにつながる
アウトプットにつきましては、特に目指すべき将来像に向けてどういうつながりがあるのか、特にその主要な3点ではございますけれども、そちらを記入していただくように、十分、関連性を注意していただきたいように伝えてまいりました。
各部局におきましては、今回、そういった形で取りまとめを行っていただいたところでございます。
以上でございます。
5
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
6 ◯委員(
村上泰道君) 先ほど、今説明ありましたように、通常1ページ、今までであれば1ページという資料であったものが今回3ページということで、まず、各部局においては、この資料作成について多分とても精査されたのかなと思いますので、そういった点でご協力というか、
資料作成に当たっては、各部局の皆さんにご協力いただいたことを感謝申し上げたいと思います。
ただ、今説明ありましたように、自分たちの部局で何を行って、どういう評価、目的に向かって進んでいるのかというのがとても明確になったのかなということで、今回は、極端な話、資料3倍になっていますので読む時間もかかったので、注文した以上はきちんと目を通さなきゃなということで目を通させていただきましたが、とても分かりやすくなりましたので、そういう意味では、以前より質問する、ああ、こういうところ、どうだったんだろうというのが、事前にもう資料に目を通すことによって分かりやすくなったので、とてもいい資料かなというふうに思いましたので、今後、
アウトプットの部分がまた積み上がっていくと、より事業の達成、成果指標の達成に向けた推進というのが進められるかなと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。
この点については、以上です。
それでは、具体的に中身についてお伺いしてまいります。
決算資料96ページになります。秘書広聴課の範囲になります。
戦略的情報発信経費54万2,524円についてお伺いいたします。
こちらにつきましては、昨年も質問させていただきました。
事務事業評価シートのほうは、10ページということになっております。
こちら、ただいま課長からご説明いただいたように、
事務事業評価シート、昨年までは、
戦略的情報発信経費の
活動指標、目的が
ホームページへの
アクセス数のみのカウントが表記されておりました。その点、
戦略的情報発信経費を実施、実行するに当たって、
ホームページのアクセスだけが本来の活動目的なのかどうかという点について質問させていただきまして、昨年については、今後、様々な観点から検討していきたいというご答弁をいただいたところであります。
今年は早速、
ユーチューブの登録者数や
ツイッター、
フェイスブックの
フォロワー数、公式の
LINEアカウントの登録者数ということで、指標が細かく活動費用が分かれて、それぞれの評価というのがされてきました。
そこで、昨年質問させていただいたところ、今年こういった形で振り返りがされたわけですが、この
資料作成に当たって、
戦略的情報発信経費を実行するに当たって、各部局としてどのような検討や行動指針が行われてきたのか、ご説明をいただきたいというふうに思います。
7
◯委員長(谷田川 泰君) 秘書広
聴課副参事・土師君。
8 ◯秘書広
聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘君)
村上委員のご質問にお答えさせていただきます。委員ご指摘のとおり、昨年、
戦略的情報発信経費につきましては、
活動指標、
アウトプットの
活動指標のほうが、
ホームページの閲覧者数というような数字だったんですけれども、今回、先ほど
政策企画課のほうからもご説明がありましたとおり、新たな総合計画に基づきまして
事務事業評価シートのほうの見直しを行う中で、委員のご意見も参考にさせていただきながら、より力を入れて取り組んでいる事業に関しまして
アウトプット指標とすることを検討させていただきました。
近年、本年度も取り組んでいるところなんですけれども、LINEの
公式アカウントを導入いたしましたり、新たな
SNSツールのほうですね、石岡市の広報担当として取り組んでおりますので、そちらを
アウトプット指標としてその数値を目標達成を目指しながら
アウトカム指標、今回、
戦略的情報発信のほうでは、石岡市に愛着を感じる市民の割合ですとか、石岡市を知人にお勧めしたいと考える市民の割合といったような部分につなげていくための指標として検討させていただきまして、今回設定させていただいたところです。
以上でございます。
9
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
10 ◯委員(
村上泰道君) 今年度新規の取組としても
公式LINEアカウントの導入がされているわけですが、やはり総枠的な事業については、こういった活動指針が細かく手法が記載されているということで、目的達成のための様々な手法を取り組んでいるということが分かりやすいということで、こちらについて本当に修正いただきましたので、ありがとうございました。
今後は、やはり新たな、そういったSNS等の指標、
ユーチューブや
ツイッター、
フェイスブック、
公式LINEということで、今後、石岡の情報発信が様々な年齢層にアプローチできる手法がそろったわけですので、今後活用していただければなというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
続きまして、決算書96ページ、こちらも昨年お伺いしました。96じゃなかった。すみません、間違えました、104ページですね。まち・ひと・し
ごと創生総合戦略運営経費9万225円ということで、こちらについてお尋ねします。
事務事業評価シートは40ページに入ります。
こちらの点も昨年もお伺いしましたが、創生会議の運営費ということで、こちらの経費が計上されているのは理解しております。
昨年も、この事業の最終目的が
合計特殊出生率を1.65にするということで目標を掲げられておりまして、その手法としては会議の開催ということで取り組んでいると。総合的な観点として、この会議の意味合いが、最終的な石岡の人口増につなげていく会議だというのは理解していくわけですが、今年度、先ほど来、課長よりご説明いただいたように、指標を見直していく中で、やはり活動指針が会議の開催1回で実績1回ですというのが、事業の規模としてとても大きい規模なのに、会議1回が目的で実績1回ですというのが、果たしてこれでよかったのかなというのを昨年、質問させていただきましたが、今年度も同じような状況で、会議をまず最低限やらなければ、どちらかというと、会議の目的、目標が出生率についてなので、理解するところであるんですが、この辺りは何か検討された結果なのかどうかということで、ご説明いただきたいと思います。
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◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
12
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) ご答弁申し上げます。委員ご指摘のとおり、昨年、こちらのまち・ひと・し
ごと創生総合戦略運営経費の
アウトプットにつきましてご提言いただいて、執行部としても承ってまいりました。
今回の
事務事業評価シートとしましても、予算上、この費目の中での実施する内容としましては、メインがこちらの
外部有識者会議の開催に当たりましての報酬という形で、ここは一番ウエートとしては大きくなってしまうところがございます。ここは予算の執行上の活動経費という形で、そこはご理解いただけるかなと思います。
そのほかのまち・ひと・し
ごと創生そのものの目的としましては、市が全体として取り組む人口減少に対する対応、そういったものを総合戦略の中で位置づけ、それをこの会議の中で履行状況を確認していただいている状況でございます。
実際に、この外部会議のほかに、内部でも部長級の会議を開いてございます。そういった一連の流れの中で、実際の進捗管理のほうを今行っているところでございます。
その中で、ビジョンとしまして、人口減少に対する中で
有効求人倍率を伸ばしたり、また観光入り込み客数、そちらのほうの指標を伸ばしたり、先ほどございました
合計特殊出生率、そういった観点でまとめられる施策、また、引き続きその場所に住んでいただけるように要支援や要介護の認定者率を引き下げていこうというような目標とか、そういった施策体系の中で、この進捗管理をこの会議で進めているところでございます。
そういった目標につきましては、きちんとこの会議や関連する一連の事業の中で進めていければというふうに考えてございます。
以上でございます。
13
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
14 ◯委員(
村上泰道君) 総合的な会議と総合的な目標でありますので、今課長から説明あったように、最終目的が出生率、そのためにまず会議を開催して、所管の総合的な様々な
事業戦略をこの会議で練っていきますというその大枠というのは、理解しております。
ここでやっぱり注文というか、指摘させていただきたいなと思うのは、会議の最終目的が出生率1.65というところで目標を掲げるのは、最終目標ですので構わないんですが、では、実際、決算の場でありますので、この会議を実際、1回実施しましたと。令和3年度の出生率は1.44ですよね。目標に0.18ポイント足りないわけですので、この差異についてどのように評価するのか、会議を行うことによって出生率を様々なメニューを設けた中で、今ありましたように
有効求人倍率や
観光入れ込みや要支援、要介護の見直し等で、様々な観点から人口減少に歯止めをかけようというその事業の目的は理解はしますが、結果として、例年変わらず出生率が1.4%台ということについて、この会議の有効性についてどのように評価をされているのか、そちらについてお伺いをしたいと思います。
15
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
16
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) こちらの
外部有識者会議でございますが、こちらの指標、先ほど申し上げました大きな基本目標が4つございますけれども、それぞれの進捗、基本目標に関連づくそれぞれの施策、それの確認を、項目ごとに確認をいただいております。
先ほど申し上げましたとおり、内部だけの目ではなくて外部の目を通しまして、実際に順調に進捗しているのか、あるいは一層の取組が必要であるのかという、そこを振り分けていただいておりまして、その確認をいただいています。
やはり一層の取組や見直しが必要だという点につきましては、しっかりと、また内部のほうに戻す仕組みをつくりまして、反映させていく取組というのがいちばん大事になってくるのかなと考えております。
外部有識者会議につきましては、そういった点でご意見をいただく貴重な場だというふうに考えております。
以上でございます。
17
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
18 ◯委員(
村上泰道君) とても大きな課題でありますので、例えば単年度ごとに急激に指標が改善するというのは、なかなか見込めないかなというふうに思いますけど、やはり最終目標、もうなかなか高い目標だと思うんですよね、1.65という数字については。ただ、そうしないと石岡の将来人口推計や町の人口構成についても大変危機があるよということで、この数字が出されているかと思います。
そういった中で、会議の開催、令和4年度1回で、令和5年度で4回ということで、振り返りの機会が回数的に、将来的に増えていくのかなという見込みもされるわけなので、ぜひ様々な分野で、本来立てた事業がしっかり実行できているのか、出生率にきちんと反映した事業が遂行されているのかというのをこの会議の中でしっかり、決算上の数字でありますので、目的、目標達成できるような会議運営をしていただければなというふうに思います。
数字の改善については本当に1つではないと思いますし、逆に言うと、もう総合的に全ての取組が100%できて、初めてこの数字の達成だというふうに思いますので、抜けがないような、会議での各事業のチェックに取り組んでいただきたいなというふうに思います。どうぞよろしくお願いします。
では、次の質問に入らせていただきます。
106ページのドローンについてお尋ねします。
無人航空機利活用事業の14万7,180円ということで、こちら
事務事業評価シートのほうを拝見させていただきまして、令和3年度の
活動指標の中に、
民間研修修了者を目標3名ということで、これ、ちょっと見方が分からなかった、令和3年度の目標が黒字だったので、令和3年度は特に目標を立てずに、令和4年度から3名で立てていってということなのか、ただ、人件費等の数字が書かれているので、令和3年度も目標を立てたけれども実績がゼロなのか、この辺りちょっとどのように資料を読めばよかったのかちょっと分かりませんでしたので、ご説明いただければなと思います。
19
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼
経営戦略課長・栗山君。
20
◯市長公室参事兼
経営戦略課長(栗山英範君) ただいまいただきましたご質問に対してお答えさせていただきます。
表記上、大変分かりづらくて申し訳ございませんでした。当市においてドローンのパイロットの養成については、累計で12名体制、1年につき3名体制を確保していきたいというふうに、これまで挑んでございます。
毎年、1人につき22万円掛ける3名分でございますので、66万円ほど職員の研修経費のほうで計上させていただいていたところです。
令和3年度の実績につきましては、実は航空法の改正がございまして、予算の枠としては確保してございましたが、
ライセンス制度がどのように移行するか分からない部分がございました。
以上のことから、
研修機関等と相談をさせていただきまして、無駄にお金を投じるよりも、航空法の改正の状況を見定めた上で研修をしたほうがよろしかろうという観点から、予算上は確保し、3名体制を取っておりましたが、未執行というふうになってございます。
そういった観点からは、目標値としてはもともと3名ということもございましたけれども、未執行ということでもございましたので、このような表記にさせていただきました。
以上でございます。
21
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
22 ◯委員(
村上泰道君) 内容については理解いたしました。
先ほど毎年3名ずつ研修生を累計で目標立てていきたいということで、令和3年度の改正、法改正に合わせて見送ったということでありますが、令和4年度の今年度事業はどのような形でされているのかをご説明いただきたいと思います。
23
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼
経営戦略課長・栗山君。
24
◯市長公室参事兼
経営戦略課長(栗山英範君) お答えさせていただきます。
先ほどお答えさせていただきました航空法の改正状況が、ある程度見えてきました。実際、
ライセンス制度のほうにつきましてはスタートいたしまして、1等ライセンスというものが発生します。こちらにつきましては、目視外飛行、目でドローンの機体が見えない状況で、人が混雑しているようなエリアにおいても飛行させることが可能となります。極端な話ですけれども、渋谷のまちの中を、ここからは飛ばないでしょうけれども、こちらからでも飛行が可能になるようなライセンスです。
なかなかそのライセンスにつきましてはハードルが高いんですが、引き続き、以前の研修生と同じように研修を積んだ者につきましては、国にあらかじめ申請をすることによって、1年間、包括的にこの地域においての一定の飛行が許される制度が残りますので、こちらにつきましては引き続き育成をしてまいりたいというふうに考えておりまして、先ほど申し上げましたその予算の枠の範囲内で、11月ですかね、今年度は研修生のほうを派遣する予定でございます。
以上でございます。
25
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
26 ◯委員(
村上泰道君) 法改正後のライセンスの種類として、今1等ライセンスという話がありましたが、逆に言うと2等、3等とか等級があるのか、逆に言うと、今後の石岡市の先ほどライセンス取得者12名ということがありましたが、等級ごとに目標値を掲げていくのか、その辺りはどのような形になっていますでしょうか。
27
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼
経営戦略課長・栗山君。
28
◯市長公室参事兼
経営戦略課長(栗山英範君) お答えさせていただきます。国のほうでは、先ほど申し上げました1等ライセンスのほか、2等ライセンスというものを設けてございまして、基本的には、国のほうは
免許制度のほうに移行したいというふうな形を考えております。
しかしながら、先ほど申し上げました従前と同じような研修を積むことによって、今までどおりの運用が可能な体制が取れておりますことから、私どもといたしましては、ライセンス制ではなく、引き続き研修機関で受講しまして、従前のとおり、一定程度の技術を有した者が各種活動のほうに手がけていくような形を取りたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
29
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
30 ◯委員(
村上泰道君) この無人航空機、本当にここ数年に活用されてきて、法改正が多分、今回に限らず、多分今後続くと思います。せっかく市として体制、チームをつくっているわけですので、そういった法改正に対応したチームづくりと、やはりライセンス取得者もしくは
免許取得者についての総合的な配置について、より今後も検討していただければなと思います。どうぞよろしくお願いします。
最後に、4点目をお伺いしたいと思います。
こちらも毎年伺っていますが、財政調整基金について最後お伺いします。ページ、366ページですね。
石岡市財政調整基金というところで、3月31日時点、令和4年3月31日時点では、今年度決算は18万4,000円の積み増しということで表記がございます。昨年の令和2年の決算、令和3年の3月時点では2億円強の支出がある中で、出納締めまでの精査をした結果、最終的にはプラスになったということであります。
1年前に比べますと、指標としては改善されたというふうにこれを見て読んでいいのか、今後、支出がどのように最後締まったのか、この基金の最終的な増減についてご説明いただきたいなというふうに思います。
31
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
32 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。令和3年度の財政調整基金でございますが、こちらにつきまして、先ほど
村上委員よりご指摘がありました部分に関しましては、令和3年度の3月31日、令和4年の3月31日末での数字でございますが、出納閉鎖期間の5月31日までに財政調整基金のほう、5億6,096万9,000円を積み増ししまして、令和3年度の5月31日末の数字で申しますと、33億8,800万余りの金額となってございます。
こちらの新たに積み増しをした理由でございますが、令和3年度の決算の調整を行っていく中で、前年度からの繰越金ですとか市税、また普通交付税の増などによりまして、実質収支を確保できることとなったこと、また、さらに、令和4年度の予算の中で、財政調整基金のほうのかなりというか、約12億余りの金額を繰り入れる見込みとなったことから、こちらの一般財源の部分の余裕が出た部分に関しまして、財政調整基金に積み増しをしたものでございます。
ただ、先ほど申しましたとおり、令和4年度のほうで12億というような数字を繰り入れる予定となっております。
また、今後の見込みでございますが、現在、令和5年度のほうの、国のほうの予算の部分ですが、総務省のほうの概算要求の中では、こちら地方交付税に関しましては0.8%の増となっておりますが、臨時財政対策債につきましては約3割減というような見込みが出てございます。
そういったことからも、今後も財政運営に関してなかなか余裕が出るような状況でございませんので、今後も財政調整基金の部分に関しましては、そういった部分の中で、少なくとも予算を組む際には繰入れを見込まなければならないということを考えておりますし、実際に決算の中でも、状況によっては繰入れをしなければならないという形でも想定もしてございます。
そういったことからも、財政調整基金に関しましては、より注意を払いながら運用をしていきたいと考えてございます。
33
◯委員長(谷田川 泰君)
村上委員。
34 ◯委員(
村上泰道君) ただいまのご説明いただいたように、出納閉鎖期間5月末では5億6,000万ほどの積み上げができたと。昨年は、たしか60万程度だったということで説明を伺って、本当に首の皮1枚というような、400億近い財政を持つ自治体で60万円ということでありましたので、本当にぎりぎりのところだったのかなというのに比べて、3年度決算については改善された。
ただ、今、課長ご説明いただいたように、令和4年度も予算の段階で大きな切り崩しの予算も計上されておりますし、今後も将来的な財政もまだまだ厳しいというところで説明いただいておりますので、この数字だけではありませんが、本当にプライマリーバランスではありませんけれども、年間のこの支出、いつか確かに切り崩さなきゃいけない可能性が高いのは承知しています。
先ほどの出生率が目標達成できない以上は、結局、そういった収支バランスというのはなかなか改善できないというのはそういうところかなと思いますし、この数字、今後も注視してまいりますが、ぜひ財政のほう、適切な支出と無駄な支出のやっぱり見極めをしっかりした中で自治体運営というのを、適切な効果的な予算の投入をしなければ、守るだけではじり貧になってしまいますので、ぜひ積極的な支出の部分、それと、本当に無駄な支出がないような管理というのをしっかりしていただければなというふうに思います。
この点については、令和3年決算でありますので、令和3年決算時点での財調の積み増しが昨年度よりも改善されたということについては評価というか、改善見込まれたことについては安堵をいたしました。
私の質問は以上であります。どうもありがとうございました。
35
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。小松委員。
36 ◯委員(小松豊正君) 日本共産党の小松豊正です。
決算についての審査は、今、長引くコロナ、円安、高物価、市民生活は本当に大変だということ、そういう中で、市の決算について総括を行うことによって、これからどういうふうにすればいいかということが導き出せることになるので大変重要だと思って、そのように認識しております。
最初の質問は、普通会計、普通会計決算の推移、これで5年間の推移が分かります。令和3年度の普通会計決算(歳入)についてでありますけれども、市税が前年比伸び率がマイナス1.4%となっております。マイナスとなっていることについて、具体的にどういうふうな決算的に説明されるのか、ちょっとお伺いいたします。
37
◯委員長(谷田川 泰君) 税務課長・野村君。
38 ◯税務課長(野村栄貴君) お答えいたします。市税全体の決算額でございますが、97億1,893万1,722円で、前年度に比べ1億4,001万円の減収となりました。
減収となりました主な税目としましては、固定資産税の現年度課税分が減収となったこと、都市計画税の現年度課税分が減収となったことが挙げられます。
減収の主な理由としましては、固定資産税のほうなんですけれども、土地につきましては、3年に一度の評価替えによる鑑定評価の見直しによる下落が要因となりまして、約1,857万円の減、家屋につきましては、評価替えによる見直しで、前年から課税される既存家屋が新築から年数を経過したことで評価額が下落したことと、新型コロナウイルスにより事業収入が減となった中小事業者に対する軽減措置などの要因で、合計で1億1,499万円の減となってございます。償却債につきましては、家屋同様に、新型コロナウイルスに係る軽減措置による減少の影響が大きく、約2,507万円の減収となりました。
市税のほうの減収の要因の、大きな要因としましては以上でございます。
39
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
40 ◯委員(小松豊正君) この表を見ますと、5年間の変化が分かるので、非常に重要な指標だと私は読みました。
それで、他の税区分、例えば一般財源マイナス4.0%、歳入合計で見ましてもマイナス17.7%ですよね。これは、平成29年度から令和3年度の推移を見ましても、最悪なんですよね。つまり、歳入の様々な指標が最悪ですというふうに書いてあるわけですよね。非常にショッキングな数字だと私は捉えましたけれども、担当者としては、どのようにこれは認識されていますか。そのことについてお伺いいたします。
41
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
42 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。普通会計決算の推移の中での、特に令和2年度から令和3年度の歳入のほうの減の要因でございますが、まず、先ほど委員からもご指摘もありましたとおり、市税につきましてが1億余りの減少となっております。
また、さらに、その中で大きい要因とございまして、地方交付税、その中の特別交付税、こちらのほうが令和2年度から令和3年度、大きく減となっております。
こちら特別交付税という形でまとめて記載してございますが、震災復興特別交付税、令和2年度までは震災復興特別交付税を頂いておりましたが、そちらが令和3年度はなくなったことから、ここでかなり大きな減となっております。
震災復興特別交付税につきましては、特に令和2年度に関しましてが、霞台厚生施設組合で行っております広域ごみ処理施設建設に関する負担金、こちらに対して震災復興特別交付税を頂いておりましたが、そちらがなくなったことによりまして大きく減となっております。
また、さらに、この中で大きい減の要因となっておりますのが、国庫支出金でございます。こちらが、令和2年度が137億円余りに対しまして、決算、令和3年度が74億円余りということで、こちらがかなり大きく減となってございます。
こちらの要因でございますが、令和2年度におきましては、国のほうの1世帯当たり10万円だと思いますが、こちらの特別定額給付金に関する補助金、こちらが令和2年度ありましたが、こちらが74億円余りなくなったことによりまして減額、大きく減額となってございます。そういうこともありまして、令和2年度の歳入の約422億9,900万余りから347億9,300万ということで、大幅に減少したものでございます。
令和2年自体が、先ほど申しました特別定額給付金関係、特に新型コロナウイルス関係の補助も頂いていたこと、また、先ほども出た震災復興特別交付税、そういったものがあったことから、確定後の決算規模と、歳入規模としましては最大となっておりましたこの数字が、なかなか特殊な数字といいますか、そういうものだと思っておりますので、そこから大きく減となったことにつきましては、そういった特殊な要因があるという形で考えております。
ただ、先ほど申しました市税につきましてが、1億円余り減額になっております。こちらも新型コロナ関係の要因もあるかと思いますが、やはり市税に関しましてが、市の一般財源の一番根幹を示すものと考えておりますので、こちらの部分と、また、先ほど申しましたが、普通交付税でございます。普通交付税自体は、令和2年度よりも、普通交付税だけで申しますと10億円近く増となっておりますが、これも令和3年度につきましては、国のほうの補正予算に伴いまして5億円余り追加交付をいただいております。これもかなり特殊な部分ということで考えておりまして、令和4年度に関しましてが、こちらの部分に関しましては、これよりは減となる見込みでございます。
そういったことからも、特に市税、一般財源の部分で申しますと市税、また普通交付税、こちらの動きに関して、令和4年度以降もかなり注意をして見ていかなければならないと考えてございます。
以上でございます。
43
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
44 ◯委員(小松豊正君) ですから、歳入ですね。これが先ほど言いましたように、私は非常にショッキングな数、17.7%減と、前年比ですね。それで、歳入がそうです。
歳出はどうかといいますと、歳出の合計は、令和3年度、328億1,987万9,000円となっておりまして、これは前年比で伸び率はマイナス19.8、つまりこれも約20%減らしておるわけでしょう。
だから、歳入も減って、歳出、市民のために自治体としてどれくらいの規模のやはり歳出ができたかと、これもものすごい減っているわけですよ。これは市民の福祉、暮らし、サービス、そういうものがやっぱり大幅に減っているというふうに私は見るんですけれども、減らさざるを得なかったと、かなり市民にとってはかなりきつい状況になったのだということの決算的な数字がこうだと思うんですけれども、そういう認識ですか。
45
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
46 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。歳出につきましても、減となった大きな要因でございますが、この中で申しますと、補助費の補助費等と記載している部分でございます、令和2年度の数字が142億5,198万9,000円に対しまして、令和3年度が37億5,614万4,000円ということで、ここで率で申しますと73.6%の減となってございます。
こちらの大きな中身、要因でございますが、先ほども申しましたが、特別定額給付金でございます、こちらが74億円余りあったものがなくなったこと、また、霞台厚生施設組合負担金、こちらに関しましても、処理場本体の工事が終了しましたことから24億6,700万余りの減となってございます。そういったことから、104億円余り、105億弱の金額が減となっております。これが、まず、歳出の部分での大きな減となった大きな要因と考えてございます。
ただ、一方、扶助費でございます。上から2段目のところにありますが、扶助費に関しましてが、こちら令和2年度が73億円余りに対しまして、令和3年度が88億3,400万ということで、こちらもかなり大きく増となっております。
こちらにつきましても、新型コロナウイルス感染症対策の部分でありました子育て世帯臨時特別給付金給付事業、こちらが約10億弱ございますので、失礼しました、こちらも10億弱増となっておりますことから、そういったことで大きく伸びたところでございます。そういったところから申しますと、新型コロナウイルス感染症に対する対策事業、そういったものの影響が大きい要因と考えております。
逆に申しますと、令和元年度の数字で申しますと、歳出が296億9,700万余りに対しまして、令和3年度が328億ということで、こちらからもかなり伸びているような状況でございます。そういったものもちょっと比較をした上で考える必要があるかと考えてございます。
以上でございます。
47
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
48 ◯委員(小松豊正君) 霞台厚生施設の造りました負担金が減ったとか、そういうことで、全般的に市民生活そのものがなっていないという答弁でありましたけれども、非常にそういう点では際どいというか、そういうすれすれ、私の感覚ではですね、非常に市民生活に影響が及ぼし得る、そういう状況になっていると。
それで、そういう点で、いわゆるそれぞれ地方自治体のそういう状況に応じて地方交付税措置がされるわけですけれども、これはどういうふうな結果を見て国に申請するというか、その次の翌年に反映されるものですか。ちょっとお聞きしたいと思いますけど。
49
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
50 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。普通交付税の算定方法でございますが、一般的な財政需要、こちらは日々の行政運営に必要な経費に対する財源不足額の見合いとして算定し交付をされるものでございます。
先ほど申しました一般的な財政需要、こちらが基準財政需要額と申しまして、それに対する歳入、基準財政収入額と申しますが、こちらを需要額から収入額を差し引いて算定をされるものでございます。
こちらの具体的な算定でございますが、年度が変わりましたらば、県を通しまして国のほうから、それぞれの需要額の各項目に対する数値の報告をすることとなります。そういったものの数値を積み上げまして基準財政需要額を算出しまして、また、同じく基準財政収入額を算出しまして、それを差し引いた額が交付の基準額として計算をされます。
ただ、単純に差し引きした額が交付基準額となることではなく、そこから臨時財政対策債に振り替えられることによりまして、差し引かれた額が最終的に普通交付税として市に交付される額となります。
以上でございます。
51
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
52 ◯委員(小松豊正君) ひとつよろしく市民の暮らしを守れるように、財政当局においても頑張っていただくようにお願いしたいと思います。
53
◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。
午前10時58分休憩
──────────────────────
午前11時09分再開
54
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
執行部に申し上げます。質疑に対しての答弁は簡潔明瞭に答弁されますようお願いいたします。
小松委員。
55 ◯委員(小松豊正君) 市税収入の推移という表がございます。その中で、非常に重要なこの市民税が個人市民税と法人市民税に分かれるわけですけれども、個人市民税は令和2年度、マイナス1.1、伸び率ね、令和3年度マイナス1.9、これもその深刻さが表れております。
法人税は、令和2年度、前年度比伸び率はマイナス18.9、ところが、令和3年度はプラス8.8、前年比、この具体的な中身はどういうものですか。どういうことでこうなるのか質問します。
56
◯委員長(谷田川 泰君) 税務課長・野村君。
57 ◯税務課長(野村栄貴君) 令和3年度の法人市民税の現年度分の決算額は6億3,645万647円で、前年度に比べ4,195万円の増収となりました。
増収となりました主な理由といたしましては、市内にある製造業の法人が、12月末で吸収合併に伴いまして解散・清算をしたことによる増収が約3,700万円ほど増えており、また、新型コロナウイルス感染症の影響や緊急事態宣言での巣籠もり需要などの影響もございまして、市内の一部製造業につきましても収益の増が見られたことが増収の要因でございます。
58
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
59 ◯委員(小松豊正君) 今のお話だと、合併だとか巣籠もりだとか、そういう法人が普通の、これ、営業で増税になったというよりも、臨時的な状況で増えたというふうに答弁だと理解しましたけど、それでいいですか。
60
◯委員長(谷田川 泰君) 税務課長・野村君。
61 ◯税務課長(野村栄貴君) お答えいたします。令和3年度の主な増収につきましては、先ほど申しましたとおり、吸収合併に伴うものが大きい状況になります。また、巣籠もり需要などによる影響により、一部製造業、こちらが増収となっております。
全国的に見ますと、新型コロナウイルスの影響により減収となっている企業などもございますが、そういったものは航空や交通関連会社、自動車の半導体メーカーなどと言われておりますが、石岡市にはそれらに類する法人、こちらがないため、新型コロナウイルス感染症による減収の影響は少なかったことも要因の1つではないかと考えているところでございます。
以上でございます。
62
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
63 ◯委員(小松豊正君) これは全国的な影響もあるし、そうでないというんだけど、やっぱり解散の関係だということもあるので、あまり楽観的には見えないというふうに私はこれを思うんです、これはね。だから、非常にやっぱり深刻な状況が続くと。
そういう中、特筆すべきもので、入湯税が突出して33.7%前年比増ということで、1,099万6,000円と、これ、どういう理由でしょうか。
64
◯委員長(谷田川 泰君) 税務課長・野村君。
65 ◯税務課長(野村栄貴君) ご答弁します。令和3年度の入湯税の決算額でございますが、1,099万5,600円で、前年度に比べ利用者数は1万8,476人増加し、約277万円の増収となりました。
こちらの主な理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、休館及び入場制限を行っていたことによる入場者の減少が一時ありましたが、その後、令和3年7月に入場制限が解除されたことにより、利用者が徐々に戻ったことが増収の主な要因と考えてございます。
以上でございます。
66
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
67 ◯委員(小松豊正君) 次に、財務消費指標、指数等の推移に関して質問いたします。
まず、単年度収支ですね。この欄を見ますと、これは令和……。ちょっと、これ、よく分からないです、令和2年度と令和3年度の数字がね、決算額がこう書いてあって、令和2年度は1,711万ですか、前年比211.9%ですかね。令和3年度は3億5,366万7,000円と。ちょっと、これ、ちょっと分からないので説明してください。どういう、割合も1,967、どういう計算ですか、これは。ちょっとこの計算がよく一般的に理解できないですけどね。
68
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
69 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。単年度収支の数値でございますが、令和2年度の単年度収支が1,711万円、こちらに対して、令和3年度が3億5,366万7,000円と大幅に増となっておりますので、そういったことから、このような1,967%の伸びというようなこととなってございます。
以上でございます。
70
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
71 ◯委員(小松豊正君) だから、その単年度収支がなぜこんなふうに違うんですか、極端に、単年度収支が。それがちょっとよく分かるように説明してください。
72
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
73 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。こちらの大きな要因でございますが、まず、一番大きな要因とございましたのは、普通交付税の増でございます。こちらが大きく伸びたことが、このような数値になった要因と考えてございます。
以上でございます。
74
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
75 ◯委員(小松豊正君) 時間もないからあれだけど、そうならば、なぜそんなふうに普通交付税が伸びたのかということまで言ってこないとね、よく分かりません。
76
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
77 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。こちらにつきましてが、市税を中心として基準財政収入額が減少した一方、基準財政需要額におきまして、臨時財政対策債への振替が大きく増加しましたが、その他の個別算定経費ですとか、そういったものが増となったことによるものでございます。
また、さらに一番大きいのが、国の地方補正予算に伴いまして、新たに臨時経済対策費、臨時財政対策債償還基金費といったようなものが算定項目に追加されたことによりまして、大きく増となったものでございます。
以上でございます。
78
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
79 ◯委員(小松豊正君) 地方創生臨時交付金というか、そういう国の政策が反映しているというふうにちょっと理解をいたしました。
時間もないので、つまりその財政調整基金、この問題についてですけれども、前年度比19.9%増ということで、33億8,859万2,000円という数字が出ております。
このことについて、この366ページの先ほどの質問もございましたけれども、財政調整基金の、つまり決算年度末現在高が28億になっていますよね、2,662万3,000円。これ、どういうふうにこの違いを理解したらいいですか。違いますけどね。
80
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
81 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。決算書のほうの数値に関しましては、3月31日現在の基金の数値となってございます。そこから5月31日までの出納閉鎖期間の間に、令和3年度の基金の積立て等を行ったことからこのような数字の差が出ているようなこと、数字が差となってございます。
以上でございます。
82
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
83 ◯委員(小松豊正君) そうすると、この理解としては、つまり財政調整基金というのは、先ほどの質問答弁では僅かに増えてよかった、増えたということだったんだけど、こちらの指標でいうと33億ですか、かなり増えているということなんだけど、これはそうではなくて、実際的な捉え方としては僅かに増えていると理解が正しいわけですか、そうすると、我々の捉え方としては。財政調整基金はそう増えていないんだという理解が正しいわけですか。
84
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
85 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。財政調整基金につきましては、ここ数年におきましては、基金の利子のみを積立てを行っておりまして、それ以外の積立てのほうは行ってございませんでした。
また、ただ、令和3年度につきましては、先ほど
村上委員にもご答弁申し上げましたが、地方交付税の増、そういったものを理由というか、そういったことが要因としまして、新たに5億6,196万9,000円の積立てを行ってございます。
先ほどの決算書とこの指標の見え方の差ということで、その差が出ておりますが、28億余りと33億8,000万ということの数値の差が出ておりますが、基金の残、令和3年度の末の数値としましては、33億8,800万というのが実態を表した数字というのにはなるかと思います。
どうしても決算書の基金の残高につきましては、3月31日での数字を記載することになりますので、このような数値の差となってございます。
以上でございます。
86
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
87 ◯委員(小松豊正君) もう一度確認しますけど、そうすると、僅かじゃなくて一定増えているという理解でよろしいんですか、財政調整基金は。実態的にはどういうふうに、金額ではどういうふうに増えているというふうに言えるんでしょうかね。そこのところを確認いたします。
88
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
89 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。財政調整基金につきましては、先ほども申しましたが、昨年度で申しますと、利子の積立てとしまして18万3,643円のほか、新たに基金積立金としまして5億6,196万9,000円を積み立てまして、計5億6,215万2,643円を、こちらを基金に積み立ててございます。
以上でございます。
90
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
91 ◯委員(小松豊正君) 説明としては分かりました。
それから、ちょっと質問したいのは、次に質問したいのは、滞納の対策についてなんですけれども、納税収支率、次にもありました、納税収支率とありますね、財務指標の一番下にね。それが、令和5年度は決算額が、決算額と書いてありますけれども、これは、このことについて、前年度比との関係、それから現年度、このことについてちょっと説明してもらいたいんですけど。
92
◯委員長(谷田川 泰君) 収納対策課長・小山君。
93 ◯収納対策課長(小山俊之君) それでは、令和3年度の市税の滞納繰越分の調定額は3億5,109万802円となっておりまして、例年度と比較しますと、2,738万円ほど増となっております。収入額につきましては1億824万6,465円で、昨年度と比較しますと、1,461万3,449円増収となっております。
以上でございます。
94
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
95 ◯委員(小松豊正君) 市民の方たちが大変な中で、今、収納課の方が言われましたように、数字が上がっているわけですけど、この努力といいますか、この要因といいますか、どういうことだったのか質問いたします。
96
◯委員長(谷田川 泰君) 収納対策課長・小山君。
97 ◯収納対策課長(小山俊之君) 数字が上がった主な理由につきましては、滞納繰越分につきましては、まずは財産調査、様々な調査などで滞納されている方の十分な状況把握に努めるとともに、納付資力がありながら納付されない方に対しましては、法令に基づきながら差押えなどの滞納処分を執行してきたところです。
また、令和2年度に新型コロナ対応としまして徴収猶予、そういったものを取ったわけでございますが、令和2年度に取った部分が令和3年度の滞納繰越分に入りまして、その部分が令和3年度中に徴収されまして収納率が上がったものと、そう考えております。
以上でございます。
98
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
99 ◯委員(小松豊正君) 分かりました。
次に、決算書の71ページから72ページにございますけれども、住宅新築資金等貸付金元利収入、収入済額285万円となっておりますけれども、これ、私ずっと歴史的、かなり長い間のこの問題がずーっと続いているわけですけれども、改めて聞きますけれども、何人が今滞納していますか。回収の見通しはどうですか。質問いたします。
100
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員に申し上げます。所管が違いますので、お願いいたします。
101 ◯委員(小松豊正君) すみません。
それでは、決算書の94ページにございますけれども、法令遵守推進経費120万7,000円についてお伺いいたします。
これ、昨年も同項目について質問いたしましたけれども、昨年と比べますと、公正職務審査会委員報酬が、前年度は9万円だったんですけれども、今回54万円と6倍に膨れ上がっておりますけれども、この内容について、原因についてちょっと説明してください。
102
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
103 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。公正職務審査会委員報酬54万円ですけれども、令和3年度につきましては、常任委員が3人おりまして、3人の報酬でございます。案件が1件ございまして、令和3年度、12回ほど開催しておりますので、その開催に係る報酬の経費54万円でございます。
以上でございます。
104
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
105 ◯委員(小松豊正君) ちょっとよく理解できません。
前回、前年度9万円だったのが54万円、6倍になったのは、ちょっとなぜそういうようなことになるのか、ちょっともう一度、よく分かるようにちょっと説明してもらいたいんですけどね。人が増えたのか、あるいはどういうことなんでしょうか、これはね。そのことがちょっとよく分かりませんので、質問します。
106
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
107 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) これまでに、令和2年度に通報案件が1件ございまして、令和3年度に2件ございました。全部で3件の通報がございまして、相談員による基礎調査、あるいは公正職務審査会での審査が行われております。
そのうち、今回1件につきまして、1年を通して継続審議を12回ほど開催しておりますので、その開催の経費でございます。
以上でございます。
108
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
109 ◯委員(小松豊正君) そうすると、12回やったと。これ、計算の仕方は1回ごとに幾らということになるんですか。だから、回数が増えているから6倍になるということになるんでしょうか。
110
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
111 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) 常任委員が3人ございまして、1人当たり単価が1万5,000円でございます。そちら3人ございまして、それ掛ける12回ということで54万円でございます。
112
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
113 ◯委員(小松豊正君) 1回やるとこんな、そのたびにお金がかかるということですよね。そういう理解だとこうなるということというふうに答弁を聞きました。
次に、公益通報外部相談委託料が、前年度16万5,000円だったんですけれども、今回は、令和3年度は66万円とこれも増加していますけれども、この内容とこういうふうになることについて説明をお願いしたいと思います。
114
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
115 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。令和2年度につきましては、この法令遵守の制度が、1月に制度が制度化されまして、令和2年度につきましては5万5,000円の3か月ということで、通常、委託契約ということで3か月分を契約して、お支払いをしております。
それに対しまして、令和3年度につきましては、同じ単価5万5,000円で12か月分ということで、この金額の差が出ております。
以上でございます。
116
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
117 ◯委員(小松豊正君) 分かりました。
私が質問したいと思っていることは以上でございます。以上で終わります。
118
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。関口委員。
119 ◯委員(関口忠男君) 関口忠男でございます。どうぞよろしくお願いします。
令和3年度歳入歳出決算書のページ数は217、218ページ、消防費の常備消防費、これの消防一般経費、消防長交際費、これについて内容をお伺いいたします、支出の内容を。
120
◯委員長(谷田川 泰君) 消防次長兼総務課長・天野君。
121 ◯消防次長(本部担当)兼総務課長(天野正道君) ご答弁申し上げます。消防長交際費、こちらでございますが、各総会、会議、記念式典等、消防長が消防本部代表として出席した場合の会費、または消防関係者への慶弔費として支出しているものでございます。
以上でございます。
122
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
123 ◯委員(関口忠男君) その内訳をお願いいたします。
124
◯委員長(谷田川 泰君) 消防次長兼総務課長・天野君。
125 ◯消防次長(本部担当)兼総務課長(天野正道君) ご答弁を申し上げます。令和3年度につきましては、慶弔費、香料として1件につき5,000円掛ける7件の支出でございます。
以上でございます。
126
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
127 ◯委員(関口忠男君) 理解いたしました。
次に、次のページの火災予防経費97万7,958円の中の次のページになりますか、221、222ページになりますが、庁用備品31万200円、これについて説明をいただきます。
128
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
129 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。庁用備品につきましては、スモークマシン及び水消火器を購入したものでございます。
以上でございます。
130
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
131 ◯委員(関口忠男君) スモークマシンと水消火器を購入して、令和3年度はどのようなところで利用されましたか。実績をお願いいたします。
132
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
133 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。各種訓練や市防災訓練、各種イベントに使用しました。
以上でございます。
134
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
135 ◯委員(関口忠男君) 実際のイベントをお話ししていただきたいと思います。
136
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
137 ◯予防課長(峯 幸司君) 各種訓練とは、消防職員の訓練または自衛消防訓練に水消火器等を使用いたしました。
以上でございます。
138
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
139 ◯委員(関口忠男君) そうしますと、令和3年度イベントでは、そのスモークマシンは使っていないというですか、署内の中で使ったということだけで。今先ほどイベントでも使ったという話をしていたんですけど、実際の話をお伺いします。
140
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
141 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。例年でしたら各イベント等に使用したんですが、昨年におきましては、新型コロナウイルス感染症に伴いましてイベント等が中止になりまして、このスモークマシンの利用はありませんでした。
以上でございます。
142
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
143 ◯委員(関口忠男君) 私もそう思ったものですから、確認の意味でお聞きしたんですよ。たしかそういう例はなかったなと思いましたので話したんですけど。
そうして、次に、幼少年女性防火委員会活動補助金12万6,000円、これの内訳をお伺いいたします。
144
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
145 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。石岡市幼少年女性防火委員会の火災予防の普及啓発に係るための活動を支援する補助金であります。
内訳につきましては、啓発物品の購入費用でございます。令和3年度は、トートバッグ、ミニタオル各600枚、消防フェースタオル80枚、以上でございます。
146
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
147 ◯委員(関口忠男君) 今、啓発の何かポスターとか、啓発のためのポスターじゃないですけど購入したと、発注して作ったのかなと思うんですけど、実際に幼少年女性防火委員会でそれは使用されたんですか、活動として。
148
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
149 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。イベントの来場者や市内の小学校9校の保護者を対象に、住宅用火災警報器設置促進活動及び設置調査に啓発物品を配布し、使用いたしました。
以上でございます。
150
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
151 ◯委員(関口忠男君) 分かりました。それについてはあれですけど。
石岡市の消防本部の
ホームページですね、これに、
ホームページを開けますと、予防課というのが出てくるんですよね。それを押しますと、予防課の中でこういうことをしていると、いろんな活動事業報告が出てくるんですけど。
毎年やっていると思うんですけど、甲種防火管理新規講習会、これが出てくるんですけど、令和3年度もやっていると思うんですけどね、38名ほど参加しているのかな、講習会に。
何か今年については、コロナウイルスで感染拡大により延期となりましたとなっているんですよね。これについては、次回の開催日程及び概要について決まり次第、
ホームページに掲載しますと、いまだにそういう状態なんですけど、これについては、今年度は行わないんですか、講習会は。
152
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
153 ◯予防課長(峯 幸司君) お答えします。今年度にありましては、12月下旬を予定しております。
以上でございます。
154
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
155 ◯委員(関口忠男君) それはもう以前に決まったんでしょう。中止になって、その後。なぜ、これ、そうやって書いてあるのに……。
〔「去年の決算だよ、去年の決算」と呼ぶ者あり〕
156 ◯委員(関口忠男君) いいんですけど、去年もやっているし、あれですから、こういうのはやらないと駄目ですよ、しっかりと。
〔「委員長、止めないと」と呼ぶ者あり〕
157 ◯委員(関口忠男君) 私は毎年、こういう
ホームページは見ているんですよ、去年のもね。それで、それについてその防火管理者、これの中身がちょっと分からないものですから、これについて説明をいただきたいんですけど、防火管理者についてお伺いいたします。
158
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
159 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。防火管理者講習会とは、病院や店舗など多くの人々が出入りする建物において、防火管理業務を行う防火管理者の資格取得のための講習会でございます。
以上でございます。
160
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
161 ◯委員(関口忠男君) 私も調べたんですけど、いろんな防火管理者については、講習が石岡消防本部以外でも何か取得できるということを聞いたんですが、石岡消防本部で受講するのとほかで受講するのと金額は同じなんでしょうか。
162
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
163 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。金額にあっては、各消防本部や、また防火管理協会等により値段等の差があります。
以上でございます。
164
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
165 ◯委員(関口忠男君) 石岡消防本部では、担当者がこの講習を行っているんですか。それとも、どこか業者に委託しているのか、その辺をお伺いいたします。
166
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員に申し上げます。質疑は、令和3年度決算書に即しておかれますようお願いいたします。
関口委員。
167 ◯委員(関口忠男君) 令和3年度の消防から出た資料に基づいて、火災予防について私は質問しているんです。このときには、主な火災予防の行事の中に、防火思想の普及、10月8日、9日に甲種防火管理新規講習会、50名参加していると、これについてお伺いしているんです。ですから、その講習は消防本部で担当者がやったのか、その辺についての内容をお伺いいたします。
168
◯委員長(谷田川 泰君) 予防課長・峯君。
169 ◯予防課長(峯 幸司君) ご答弁申し上げます。委員おっしゃった件につきましては、消防本部予防課の職員が実施いたしました。
以上でございます。
170
◯委員長(谷田川 泰君) 関口委員。
171 ◯委員(関口忠男君) さっき、令和4年度の
ホームページの話をしたんですけど、そういうのは絶えず、昨年も多分あったと思うんです、そういうことが。今後、ないようにしていただきたいと思います。
以上で終わります。
172
◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。午後1時から再開の会議を開きます。
午前11時48分休憩
──────────────────────
午後 1時00分再開
173
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次の質疑者に移ります。石橋委員。
174 ◯委員(石橋保卓君) 石橋です。
2項目ということで通告はしておいたんですけれども、若干、皆さん方の質疑を聞いているうちに2項目ほど増えてしまいましたので、ご容赦いただきたいと思います。
まず、決算書でいいますと、5ページ、6ページ、7ページ、8ページにかけてです。
まず、歳出のほうでお伺いをするわけですけれども、歳出の合計で19億862万1,370円の不用額が出ておりますけれども、19億というかなり大きな数が不用額として計上されております。
これ、全体的に決算書のほう、全て目を通せば、大体どういうところで不用額が出ているかというのが分かるわけでありますけれども、とは言いながらも、まとめると19億というふうな数字が出るわけです。
当初予算を編成する際に、きっちりとした歳入の裏づけを取って、それからそれぞれの費目、支出の歳出の予算を立てていくということが基本であるのかなと思います。
財政当局のほうにちょっとお伺いをしますけれども、当初予算、途中での補正もあるかとも思いますけれども、当初予算で計画をした事業、達成された上での不用額であるのかどうか、お伺いをいたします。
175
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
176 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。不用額の部分でございますが、こちらにつきましては、各事業ごとにどういった理由でそういった不用額が出ているかというのは、ちょっと違う部分があるかと思いますが、目的が達成したもの、また、どうしても様々な理由に目的が未達成の上でこのような形になったものというところで、それぞれあるものと考えております。
177
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
178 ◯委員(石橋保卓君) ありがとうございます。確かにおっしゃられるとおりであるかなというふうに思います。
総括的な質疑になってしまう部分もあるかもしれませんけれども、特に事業部門の皆様方においては、予算がないから対応できないというふうな理由を市民の皆様方に度々説明をするというのを耳にしております。
とは言いながらも、この不用額の内訳の中では、入札の差金であったり、細かい数字の足し上げであったりというようなことになるのかと思いますけれども、年度途中である程度きっちり精査をして、補正予算なり、減額をかけて他の予算に振り分けるとか、そういうものができれば、先ほど言いましたような予算がないので対応ができません、緊急性があった要望であったとしても対応が難しいというような、そういう説明にはならないのかなと思います。
そういうことを踏まえながら、来年度以降、対応をお願いできればというふうに思います。この件については、また総括のほうで少し詰めていきたいと思いますので。
次に、先ほど先輩議員のほうからもありましたので、地方交付税、近年で比較をしてみましても、令和3年度、地方交付税の補正でもって10億強の補正がされたと、その理由は先ほど聞きました。
交付税については、毎年一定額が来るものではなく、毎度毎度変動があるのは重々承知はしておりますので、そういった動向をきっちり把握できるものは把握をして、財政の健全化に努めていただきたいと、ここは要望で終わりにいたします。結構です。
次に、95ページ、96ページ、この中で、会計管理費の中でちょっとお伺いをしてまいります。
具体的な数字ではなくなるわけですけれども、事業を執行してそれぞれ支出を図る、そういったところを会計課のほうで管理をされているのかなと思うんですけれども、前にもお伺いをしたと思うんですけど、事業が終了して、それぞれの事業者から請求書が提出をされます。その請求があった日から支払い日まで日数はどれぐらいかかっているのか、お伺いをいたします。
179
◯委員長(谷田川 泰君) 会計課長・吉田君。
180 ◯会計課長(吉田郁夫君) お答えいたします。公会計の支払いにつきましては、政府契約の支払遅延防止等に関する法律に準じまして、工事であれば、検査を終了し、相手から適法な請求を受けた日から40日以内、その他給付に関する対価につきましては、給付完了の確認後の適法な請求を受けた日から30日以内に支払うことになっておりますので、当市におきましてもそれらを遵守して対応しております。
181
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
182 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。
では、今の説明に間違いないですね。大丈夫ですね。分かりました。
以上です。
次に、最後になります。
101ページから102ページ、企画費の中の将来ビジョン策定・管理経費、この中で基本構想策定支援業務委託料908万6,000円が支出をされております。
まず、この委託内容についてお伺いをいたします。
183
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
184
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) ご答弁申し上げます。こちらは、石岡市基本構想基本計画策定支援業務委託としまして、前総合計画であります、石岡かがやきビジョンの計画期間が満了するに伴いまして、新たな総合計画を策定するため、業務委託のほうを行ったものでございます。
以上でございます。
185
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
186 ◯委員(石橋保卓君) 私がお聞きしたいのは、その支援業務の内容はどういった作業をお願いしているのか、お伺いをいたします。
187
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
188
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) お待たせしました。すみません。
大きく仕様書としまして継続費となっておりますことから、令和2年度と令和3年度がございます。令和3年度の仕様としまして、基本計画案の策定、また、基本計画案の策定のうち、政策方針と施策方針を策定するものが内容としてございます。
そのほか、市民の声の収集反映としまして、パブリックコメントの実施、また、基本構想、基本計画の修正・完成作業、総合計画審議会・庁内会議の運営支援、そして各種打合せというふうになってございます。
以上でございます。
189
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
190 ◯委員(石橋保卓君) 今の内容をお伺いしますと、じゃ、職員さんは何をやっているんでしょうというお話になるんですよ。まるっきり全て策定、ごめんなさい、基本構想案の策定からアンケート調査、それから審議会の運営のほうまで業者さんにお任せということになると、担当の職員さんは、この基本構想に関してどんなお仕事をされているのかなということになるわけです。
これ以上、細かくなりますので、総括のほうでちょっとまた詰めていきたいと思いますけれども、では、委託先はどちらになるのかお伺いをいたします。
191
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
192
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) 委託先は、株式会社地域計画連合でございます。東京都豊島区の会社となってございます。
以上でございます。
193
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
194 ◯委員(石橋保卓君) それでは、委託期間はいつからいつまでなのか、お伺いをいたします。
195
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
196
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) 委託期間でございますが、最終的な委託期間としまして、令和2年9月17日から、継続費で2か年になってございますが、最終が令和4年の3月30日、これが最終的な契約期間となってございます。
以上でございます。
197
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
198 ◯委員(石橋保卓君) ありがとうございました。以上で終わります。
199
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。飯村委員。
200 ◯委員(飯村一夫君) 飯村一夫でございます。よろしくお願いします。
今、先輩議員のほうから102ページですか、決算書の基本構想の策定支援業務委託料、これについてお伺いしたいと思います。
これについてはどのような形で、今東京のほうの会社であると、令和4年の3月まで委託しているというようなお話ですが、これは石岡市を考えて、職員の方が、じゃ、こういうふうにしましょうとか、こういうふうに考えていただきたいというような形で業者に委託しているのか、その辺ところをちょっとお聞きしたい。
201
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
202
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) ご答弁申し上げます。今、委員ご指摘のとおり、石岡市の新たな総合計画を策定するという業務でございますので、会社のほうは東京都の会社でございますが、石岡市の今後の方向性、将来像を策定するために委託のほうを業務していただいた形になってございます。
以上でございます。
203
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
204 ◯委員(飯村一夫君) これ、令和4年の3月までということで、年間で、そうすると、幾らぐらいになるんですかね、これ、年間の委託料は。
205
◯委員長(谷田川 泰君)
政策企画課長・荒張君。
206
◯政策企画課長兼
つくばエクスプレス延伸推進担当(
荒張卓也君) 全体の契約金額でございますが、1,494万9,000円でございまして、そのうちの令和3年度の支出につきましては、今決算書のほうにございますとおり、908万6,000円という形で、逓次繰越しもちょっとしてございますので、若干もともとの継続費との差がございますけれども、全体としましては1,494万9,000円、そのうち令和3年度分が908万6,000円という形になってございます。
以上でございます。
207
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
208 ◯委員(飯村一夫君) これだけの事業費を委託しているのであれば、もう少し石岡の人口が増えるとか、目に見える構想、そういうのはお考えになっていただけるのか何か、そのほうの指示はしているのか、ちょっとお伺いをしたいと思います。
209
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員にお願いします。一般質問のほうに入っているようなので。
210 ◯委員(飯村一夫君) そうですね。分かりました。質問を変えます。
211
◯委員長(谷田川 泰君) 質問をもう一度やり直してください。
212 ◯委員(飯村一夫君) じゃ、そういうことで分かりました。
じゃ、以上で結構です。
次の質問に入ります。
愛郷橋出張所についてお聞きしたいと思います。
この中で、解体工事設計委託240万から成っておりますが、解体について設計委託する理由はあるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
213
◯委員長(谷田川 泰君) 消防次長兼総務課長・天野君。
214 ◯消防次長(本部担当)兼総務課長(天野正道君) ご答弁いたします。旧愛郷橋出張所、こちらの解体ですが、業務開始が昭和54年の4月ということもあり、建物、さらには、庁舎西側には鉄塔、訓練塔が建っております。こちらの老朽化及び浸水区域というところの危険性も考慮し、解体という形になっております。
以上でございます。
215
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
216 ◯委員(飯村一夫君) 壊すのに設計を委託する理由があるんですかってお聞きしているんです。壊すのに設計、組み替える、そういうことは作業にないかなと。安全を確保するに壊し方の順番、それを設計委託しているのはどういうお考えなのか、その辺を聞きたいと思います。
217
◯委員長(谷田川 泰君) 消防次長兼総務課長・天野君。
218 ◯消防次長(本部担当)兼総務課長(天野正道君) ご答弁いたします。解体工事設計委託、こちらを入れた理由でございますが、適正な解体料、こちらを算出するに当たり、解体の設計図、特記仕様書、そのほか積算数量等、こういったものを導くために業務委託したものでございます。
以上でございます。
219
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
220 ◯委員(飯村一夫君) 設計の値段を決める、その辺の考えでございましたらば、見積りをいただけばいいんじゃないですか。そういう考えで解体をすると、今この解体についてはいろいろ県のほう、地方自治体でいろいろ考えがありますが、マニフェストをつけている、そういう中で解体をする上では、非常に設計をするというような考えではなくてもできるのではないかと思いますが、その辺はどう思いますか。
221
◯委員長(谷田川 泰君) 消防次長兼総務課長・天野君。
222 ◯消防次長(本部担当)兼総務課長(天野正道君) ご答弁いたします。解体工事にいたしましても、市税を投入することから明確な適正な金額、こちらを導くことが必要と感じております。
以上であります。
〔「普通のうちじゃないんだよ」と呼ぶ者あり〕
223 ◯委員(飯村一夫君) そうですか。分かりました。じゃ、結構です。
224
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員、どうぞ。
225 ◯委員(飯村一夫君) それでは、110ページ、結婚相談経費、この中の38万、これについてどのように支出されているのかお伺いしたいと思います。
226
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員、所管が違っております。結婚相談員の所管は今日の所管ではありませんので、お願いします。
〔「ああ、そうですか。すみません」と呼ぶ者あり〕
227
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
228 ◯委員(飯村一夫君) すみませんでした。
じゃ、100ページ、総合支所庁舎有効活用事業についての庁用備品についてお伺いしたいと思います。6,500万、これについてお伺いしたいと思います。
この内容、備品についての納品、それについてどのように納品されたのかをお聞きしたいと思います。
229
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼支所総務課長・櫻井君。
230 ◯八郷総合支所参事兼総務課長(櫻井浩司君) お答えいたします。こちらの6,578万円でございますが、支所改修工事に伴う図書館に新たに設置する家具を、20万円以上になる部品を購入したものでございます。
以上でございます。
231
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
232 ◯委員(飯村一夫君) その中で、設計で同等品というようなことがあったかなと思うんですが、納品に、そのようなことはなかったのか、ちょっとお聞きします。
233
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼支所総務課長・櫻井君。
234 ◯八郷総合支所参事兼総務課長(櫻井浩司君) お答えいたします。こちらの家具類、新規で図書館を施工したものですので、重なる部分はないと考えてございます。
以上です。
235
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
236 ◯委員(飯村一夫君) そこの業務の中で、12番の不用分の処分、これについて、不用分についてどのように処理したのかお聞きしたいと思います。不用分の仕方、どういうふうにしたか、処分、よろしくお願いします。
237
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼支所総務課長・櫻井君。
238 ◯八郷総合支所参事兼総務課長(櫻井浩司君) 不用額でよろしいんですか。それとも、家具、物品の。
239 ◯委員(飯村一夫君) 一般のやつで処分したやつをお聞きしたいと思います。不用処分。
240
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員、挙手によって質問を行ってください。
241 ◯委員(飯村一夫君) じゃ……。
〔「手挙げて」と呼ぶ者あり〕
242 ◯委員(飯村一夫君) この不用処分の委託先、処分量について、この12番、96万3,000円、どういうものがあって、どういうふうにされたのかお聞きしたいと思います。
243
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼支所総務課長・櫻井君。
244 ◯八郷総合支所参事兼総務課長(櫻井浩司君) お答えいたします。不用額分の96万3,435円ですけれども、こちら改修工事に伴いまして不要になった机、テーブル、ロッカー等が処分の対象になっております。
以上でございます。
245
◯委員長(谷田川 泰君) 飯村委員。
246 ◯委員(飯村一夫君) じゃ、分かりました。
以上です。いいです。これで私の質問を終わりにします。以上です。どうもありがとうございました。
247
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。櫻井委員。
248 ◯委員(櫻井 茂君) それでは、質問に入らせていただきます。
最初に、決算審査意見書から質問させていただきたいと思います。
こちらのページ6の中段に、普通会計決算の財務諸指標・指数等の推移が記載されております。財政力指数が0.02ポイント改善されております。経常収支比率は7.4ポイント改善されておりまして、実質公債費比率も0.7ポイント改善されているようであります。
数年前の決算審査意見書を見てみますと、財政の硬直化という言葉で指摘がされておりました。今回の決算では、この硬直化が改善されつつあるように私には見えますけれども、財政部門ではどのような見解を持っているのかをお尋ねしたいと思います。
249
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
250 ◯財政課長(井坂隆史君) ご答弁申し上げます。経常収支比率につきましては、令和3年度につきましては84.5%となっておりまして、令和2年度の91.9%から大きく改善しているような状況でございます。
こちらの要因でございますが、市税では減額になったものの、やはり普通交付税で9億7,000万余りの増、また、地方消費税交付金等でも1億3,000万等の増となっておりまして、経常一般財源という言い方をするんですが、その中では全体で12億余りの増となっております。
一方、それに対する義務的経費等の経常経費のほうでございますが、こちら人件費等が若干の減、それに対して扶助費が大きく増となっておりますが、補助費等も減となっていることから、経常的な支出としては減少しております。
以上のことから、経常経費の減少に対し充当する経常一般財源が大きく増加したことから、このような84.5%ということで大幅に改善したところでございます。
ただ、こちらの改善につきましては、何度も申していますとおり、普通交付税の増が一番の大きい要因だと考えています。
普通交付税につきましては、こちら財政課の考えとしましては、国の補正予算に伴いまして増となったものでございますが、こちら令和4年の分の交付税が先行して交付をいただいたというような形で考えております。
そういったことからこのような改善となっておりますが、令和4年度以降に関しましては、こちらそれほど大きく増えているという形では考えておりませんので、令和4年度以降につきましては、この数値よりは悪化していくものと考えております。
こういったことからも、経常収支比率に関しましては、今後も注意して見る必要があると考えております。
以上でございます。
251
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
252 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございます。
今回、一般会計で14億709万円ですかね、特別会計で5億5,000万円程度の黒字ということで、実質収支額としては19億5,900万黒字になったということで、この数字だけ見ると非常に安心したと。
さらに加えて、先ほど質問したとおり、経常収支比率が大幅に改善されまして、特にこの部分で財政の硬直化というのが以前指摘されておりましたものですから、質問させていただきました。
ただ、その要因が交付税の令和4年度の前倒し部分ですかね、そのような答弁をいただきましたので、この数字をうのみにして、今後とも財政が健全なほうに向かうということではないということも今分かりました。
今後の財政運営のほうについても、十分注意をいただきながら運営していただければと思います。結構です。
次に、決算書の88ページをお尋ねします。
職員人件費関係になります。昨年に限らず、コロナ禍の影響によりましてテレワーク勤務が導入されております。基本的に職員は服務規程に従いまして、配属された職場に出勤するということが多分求められているはずであります。
そのため、このテレワーク勤務をするに当たって、規則等について何らかの対応をされているはずでありますので、テレワーク勤務をするための規則等の変更、あるいは要綱等の策定されているのであれば、どのような内容で策定されているのかお尋ねしたいと思います。
253
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
254 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。委員ご質問のテレワーク関連につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして、令和2年度より順次進めているところでございます。
当初は、テレワークということではございませんで、時差出勤、あるいはサテライト勤務、それから在宅勤務ということで、スタート時点ではそういったところで運用を図ってまいりました。その後、よりテレワークということで、端末を利用しました在宅の勤務ということで切り替えます。
そうした中で、これまでの委員ご提案の石岡市職員服務規程、あるいは就業規則、あるいは石岡市職員の勤務時間、休業等に関する条例等の規則、そういったところを照らし合わせまして、今回、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う石岡市在宅勤務実施要領ということで、総務部のほうで策定をいたしまして、これを令和2年4月27日から運用を開始している状況でございます。
職員に周知を図りまして、在宅勤務のある程度のルール、あるいは指針を示しまして、運用を図っている状況でございます。
以上です。
255
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
256 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、令和3年度におけるこのテレワークを利用した職員数、こちらの人数、あるいはその日数など状況等を説明いただきたいと思います。
257
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
258 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) 令和3年度の実績ですけれども、テレワーク実績といたしまして40件ほどございます。妊産婦等配慮を要する職員、あるいは3歳未満の子を持つ職員、そういった、あと、そのほかに、感染リスクが高い職員で部長も認める職員ということで整理をいたしまして、40件ほど実施実績がございます。
以上です。
259
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
260 ◯委員(櫻井 茂君) ただいま職員数、日数、あるいはその対象範囲ですね、ご答弁いただきました。
役所の勤務体系ということになれば、当然、役所のほうに出勤してもらうというのが前提的にどうしても考えてしまうといいますかですね。
民間のほうは、そういったことにとらわれず、仕事の成果を上げていただければということで、例えば資料関係を作るのであれば、出勤せずにその資料の完成までの日数を区切って、それをやってくれさえすればいいですよ的なことでのテレワークが非常に進んでいるというふうにも聞いております。
役所のほうも、電話の対応要員は残さなきゃいけませんので、全員がテレワークというわけには多分いかないはずですし、対象者を絞らざるを得ないのはよく理解できるんですが、この辺は今後も見据えて十分にご検討いただいて、テレワークを活用するのであれば、積極的に活用できるような規則の整備もお願いしたいと思います。
それで、こちら令和2年度に交付金でテレワークに関するシステム整備をしているということで説明は受けているところでありますけれども、令和3年度におけるこのテレワーク関係のシステムに関する経費、使用料や保守委託料、こちらがどの程度になるのかお尋ねしたいと思います。
261
◯委員長(谷田川 泰君) 情報政策課長・山口君。
262 ◯情報政策課長兼DX推進担当(山口哲史君) 櫻井委員のご質問にお答えいたします。令和3年度以降のランニングコストにつきましては、機器保守委託とシステム使用料となる予定です。両方合わせまして、211万1,076円となってございます。
263
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
264 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございます。
200万を超えるシステム使用料、維持管理経費が掛かっていますので、導入の際には交付金で費用が非常に安く済んだと思いますけれども、運営する上では、費用が自己財源の部分も多分あると思いますので、システムをしっかり活用できるような体制とその効果を発揮していただければと思います。結構です。
次に、職員研修経費、こちら決算書の90ページになります、404万1,364円ということで計上されておりまして、職員研修委託料251万9,900円、こちらの内容をお尋ねいたします。
265
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
266 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。職員研修委託料でございますが、それぞれ職員に対して行うものでございまして、第1部研修課程、あるいは第2部、第3部ということで、順次進めているところでございます。採用されて1年目、あるいは6年目と段階的に研修制度を設定しまして、その研修計画の委託料でございます。
そのほか、評価者研修といたしまして2回ほど計上、決算をしてございます。評価者あるいは被評価者の研修、そのほか人事評価者実務者の研修、あるいはキャリアデザイン研修と、そういったところの研修経費の委託料でございます。
以上でございます。
267
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
268 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございます。
次に、その下、職員研修負担金120万8,180円、こちらの内容についてもお尋ねします。
269
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
270 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。まず、市町村職員教育研修負担金といたしまして、68人分で11万2,000円でございます。
それから、市町村アカデミー研修を派遣しておりますので、その負担金としまして、2人分で1万7,600円ということで、そのほか、全国市町村国際文化研究所、そういったところも想定しましたけれども、今年度はなしということで、ゼロでございます。
そのほか各種講習会ということで、安全運転管理者講習、あるいは公営企業の監査の実務、そういったところのその他、各セクションの課題となるようなところの研修を希望される方に対しまして、研修を実施してございます。
271
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
272 ◯委員(櫻井 茂君) 次に、これはちょっと決算審査意見書のほうになってしまうんですが、59ページの旅費関係で、支出総額が3,277万4,034円とありました。
この旅費のうち、先ほど伺いましたように、職員の資質向上のための研修に400万近いお金が出されているわけでありますけれども、こちらの一般旅費のほうで職員の研修旅費、先進地視察研修旅費というのが3,200万のうちどの程度含まれているのか、もし数字をつかんでいるのであればお尋ねしたいと思います。
273
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
274 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) 全体としましては、全てのものは把握できておりませんけれども、総務部といたしまして、例年、この旅費の中に先進地行政視察研修という項目がございまして、毎年度、50万ほど予算措置をしているところでございます。
令和3年度につきましては、コロナウイルスの関係で中止とさせていただきましたけれども、職員の自らの提案によりまして募集をいたしまして、それぞれの課題研究をテーマを挙げて企画していただき、それに基づいて研修に行っていただくと、それを持ち帰っていただきまして各セクションの政策立案に生かしていただきたい、あるいは、来年度の予算編成に生かしていただきたいというような思いで計上しているところでございます。
以上です。
275
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
276 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございました。
コロナ禍の影響もありまして、旅費を持ってでも、現実に先方さんが視察を受け入れてくれないというケースも当然ありますし、昨年、一昨年と2年続けてそういう状況が非常に続いておりましたので、なかなかちょっと難しいところではあるとは思いますが、以前に比べれば、その先進地視察関係の職員の研修旅費も随分と削減されているのではないかなという気がしております。
ちょうどコロナ禍と重なりましたので、余計そういうイメージを持ってしまうのかもしれないんですが、今年、常任委員会のほうでも視察させていただいた中で、当初の目的とは違う新たな発見も、現地に行きますとあったりして、議員のほうはそういった形で行いましたけれども、職員さんのほうもそういった何らかの新しい取組、あるいは長年持ち続けている課題の解決で、先進地視察によって現地でなくては分からない情報等の収集もありますので、ぜひこの先進地視察の旅費、今後増額とは言いませんけれども、しっかり活用していただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
次に、決算書94ページの法令遵守推進経費についてお尋ねをしたいと思います。一緒ですね。
先ほど先輩議員のほうで質問がありまして、公正職務審査会委員報酬の中身は、内容は分かりました。
こちらについては、案件が1件あって、12回会議を開いたというふうに私答弁を理解したんですけれども、これは、案件は1年かかっても解決しないということなんでしょうか。昨年1年間かかっても解決していない案件が、今は解決したのかどうかちょっと分かりませんけど、昨年度の公正審査会の委員報酬としての課題だったテーマは、1年かかっても解決しなかったということなんでしょうか。
277
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
278 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。詳しい内容については差し控えさせていただきますけれども、委員おっしゃるとおり、1年経過して、いまだなお審議をしている最中でございます。状況の証拠ですとか、聞き取り調査、そういったところも含めまして段階を踏んで審議をいただいているところでございますので、そういったところでございます。
以上です。
279
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
280 ◯委員(櫻井 茂君) ちなみに、これ、どのような方が委員に選任されているのかお尋ねしてもよろしいですかね。例えば肩書とか、何か分かるような、こういう方ですよというのが分かれば、お願いします。
281
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
282 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) お答えいたします。常任委員3名ということで設定をさせていただきましたけれども、それぞれ3名の方は、弁護士資格を有している方にお願いしているところでございます。
以上です。
283
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
284 ◯委員(櫻井 茂君) 分かりました。法律の専門家の方が審査されているということでありますので、私たちはその推移を見守るしかないとは思いますけれども、できるならばなるべく早い解決を図っていただけるとありがたいかなというふうに思っております。
次に、決算書の94ページの中段のところになりますかね。これ、予備費より委託料へ充用の203万4,492円というものがございます。この内容についてお尋ねしたいと思います。
285
◯委員長(谷田川 泰君) 総務課長・細谷君。
286 ◯総務課長兼DX推進担当(併任)消防本部総務課副参事コンプライアンス推進担当(細谷和彦君) 申し訳ございません。確認させていただきましてお答えさせていただきたいと思います。
287 ◯委員(櫻井 茂君) これ、総務課かどうかも分からないんですけど、私。いや、総務課とは限らないんですよ。
288
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
289 ◯委員(櫻井 茂君) すみません、ちょっと分かりづらくて申し訳なかったですが、法令遵守推進経費の下のところに、2つ段がありまして、需用費より役務費へ流用と予備費より委託料へ充用とありまして、そのうちの下の段、予備費から委託料へ予算を回した分が203万4,492円とあります。この内容をお尋ねしております。
290
◯委員長(谷田川 泰君) 財政課長・井坂君。
291 ◯財政課長(井坂隆史君) すみません、ご答弁申し上げます。こちらの予備費から委託料への充用の内容でございますが、2つございまして、1つが、事業が秘書事務費の委託料の中で充用となってございます。こちら、損害賠償請求事件終了によります弁護士費用支払いのために充用したものでございます。
もう一つが、同じ総務管理費、一般管理経費の人事管理経費の中での委託料、こちらの支払い分の不足のためということで53万4,278円の充用を行ったものでございます。
以上でございます。
292
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
293 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございました。
次に、決算書98ページのやはり一番上、2段目といったらいいんですかね、こちらにもございます予備費より委託料へ充用9万3,522円、この内容についてお尋ねをいたします。
294
◯委員長(谷田川 泰君) 市民窓口課長・吉田君。
295 ◯市民窓口課長(吉田昌司君) お答えいたします。総合支所納付窓口事務費の中の入出金機改鋳対応業務委託料、これについては、入出金機の新500円玉の硬貨を改鋳するのに対応した経費が急遽発生しまして、この9万5,150円の中の9万3,522円を予備費より充当して、委託をしております。
以上です。
296
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
297 ◯委員(櫻井 茂君) 今のご答弁だと、その前のページの入出金機改鋳対応業務委託料の9万5,150円のうちの9万3,522円が予備費だということですね。
そうしますと、あれ、ちょっと私、予算書を持っていないんですけど、当初予算では、これ、入っていたんですか、それとも全くの臨時で入れたということでしょうか、お尋ねします。
298
◯委員長(谷田川 泰君) 市民窓口課長・吉田君。
299 ◯市民窓口課長(吉田昌司君) 当初予算にはなかったものでございます。
300
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
301 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、この委託そのものが臨時的な発生事案があったということですよね、お尋ねします。
302
◯委員長(谷田川 泰君) 市民窓口課長・吉田君。
303 ◯市民窓口課長(吉田昌司君) そのとおりでございます。
304
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
305 ◯委員(櫻井 茂君) 分かりました。ありがとうございます。
次に、98ページ、予算書ですね、こちらの市庁舎維持管理経費の建設修繕費があります。第10節、190万1,350円、この内容をお尋ねします。
306
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
307 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。建物修繕190万1,350円の内訳でございますけれども、全部で13本ございまして、主なものとしましては、落雷によります中央監視装置の修繕でございますとか、あと、電話移設工事など全部で13本の建物修繕を行ったものでございます。
308
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
309 ◯委員(櫻井 茂君) 落雷と電話移設ですか、こちらの答弁いただきました。
ちなみに、本庁舎の雨漏りの修繕は、この中には含まれていますか。
310
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
311 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。雨漏りにつきましては、契約によりまして業者のほうで無料対応となっているところでございます。
312
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
313 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございました。そうしますと、こちらの修繕費用の中には盛り込まれていないということで理解をいたしました。
ちなみに、修理は完了したんでしょうか、それとも継続中なんでしょうか。
314
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
315 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。修繕のほう、いろいろ雨どいを造っていただいたりですとかいろいろ修繕、雨が降るたびにいろいろ見ていただきましたが、今大きな雨漏りはしてございませんけれども、まだ全部完了というような認識は持ってございませんので、引き続き、これについては業者のほうで対応していただいているところでございます。
316
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
317 ◯委員(櫻井 茂君) よろしくお願いしたいと思います。
次に、その下、12節です。植栽管理委託料132万円とございます。この植栽管理委託料の内容、分かりましたらお尋ねをいたします。
318
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
319 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。植栽管理委託料132万円でございますけれども、本庁舎敷地内の除草委託に関する経費でございます。
320
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
321 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、この132万円の中には、駐車場脇の芝生広場の管理料も入っておりますか。
322
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
323 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。除草作業面積でございますが、臨時駐車場、緑地帯など4,100平米、委員さんおっしゃいました緑地帯も含まれてございます。
324
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
325 ◯委員(櫻井 茂君) 分かりました。
当初、芝生広場は防災ヘリ等、あとはドクターヘリを着陸させるというような説明を聞いておりましたけれども、ビジネスホテルが建ってしまったがためにそれが難しいということで、芝生広場という形で残って、最初は開放していなかったのが、申告等の非常に混み合う時期に駐車場を確保するために開放しているというような状況もあると思います。
令和3年度もそのような形でやられたと思うんですが、芝生なので、本来、芝生を維持管理するための管理委託料がこの132万のうちの幾ばくかが入っているわけですね。一方で、駐車場を開放することによって芝を傷めているという状況、矛盾した状況もあるわけですね。
ですので、今の芝生広場の管理を今後、十分にどうするのか。今の形で継続されるのか、もう芝生広場は芝生広場でやるのか、あるいは人工芝化するのか、当初の目的がヘリコプターを着陸させるというのがあって、それ以外のときにはイベント等であそこを利活用するんだというようなことで説明を受けた記憶がありますけれども、当初の目的は残念ながら達成できておりませんので、現状、お金をかけつつ矛盾したことやっているというような状況もございます。致し方ないのかもしれませんけれども、ちょっとその辺の整理をしていただければなと思っております。
その下、施設維持管理経費のその他の施設修繕29万7,000円についてお尋ねをいたします。
326
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
327 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。その他施設修繕29万7,000円でございますけれども、市有地でございます普通財産での管理地において、ブロック塀における修理工事を行ったものでございます。
328
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
329 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、先ほど聞いたのは市庁舎のエリア内ですけど、こちらの施設維持管理のほうは、市の庁舎というよりは、普通財産でありますから市内一円、いろいろなところにある市の管理地の部分の修繕があったよということで理解をいたしました。
その下のところに、電話回線増設工事とあります、59万4,000円、この内容についてお尋ねをいたします。
330
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
331 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。電話回線増設工事59万4,000円の内訳でございますけれども、さきの爆破予告などがございまして、証拠調査に電話回線が回せないといったことがございましたので、こちらへ電話を転送するための工事費でございます。
332
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
333 ◯委員(櫻井 茂君) 分かりました。
最後になります。
その下の公用車維持管理経費の最初の項目に7節、有識者謝礼3万円というのが入ってございます。これが、公用車維持管理経費なので、有識者に対する謝礼というのがよく私理解できませんでした。内容についてお尋ねをいたします。
334
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
335 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。有識者謝礼3万円でございますけれども、これにつきましては、公用車交通事故マニュアルの作成に当たりまして、有識者、大学教授、それから弁護士に内容の監修を依頼したことに対する謝礼でございます。
336
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
337 ◯委員(櫻井 茂君) 今おっしゃっていたマニュアルですか、それは全職員に公表して守るようにという意味でのマニュアルということでよろしいんでしょうか。
338
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
339 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。公用車交通事故マニュアルにつきましては、全職員のほうに周知してございます。
340
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
341 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、そのマニュアルそのものは、安全運転というか、実際の内容はどのようなものが書かれているのでしょうか。
342
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
343 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。マニュアルの内容でございますけれども、2年ほど前になりますが、公用車の交通事故がございまして、それの手続、それから支払い方法など、そういったものを明確化したものでございまして、そのマニュアルでございます。
344
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
345 ◯委員(櫻井 茂君) 分かりました。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
346
◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。
午後 2時00分休憩
──────────────────────
午後 2時10分再開
347
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次の質疑者に移ります。川井委員。
348 ◯委員(川井幸一君) 川井幸一です。お疲れのところすみません、最後の質疑者になります。2点、3点ほどお聞きいたします。
決算書76ページ、歳入の広報いしおかの広告料216万円、これについて伺います。何件の申込みがあったのか、広告枠の充当率についても伺います。
349
◯委員長(谷田川 泰君) 秘書広
聴課副参事・土師君。
350 ◯秘書広
聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘君) 川井委員ご質問の広報いしおか広告料につきましてお答えいたします。
令和3年度広報いしおかの広告の申込みなんですけれども、上期と下期2回に分かれておりまして、それぞれ上期のほうが24社、下期のほうが25社からの申込みをいただいております。全ての枠で、上期、下期合わせまして、216枠の広告枠を設けさせていただいておるところです。広報いしおかの1日号に18枠ずつ設定をしておりまして、それの12か月分で216枠という設定になっております。
ありがたいことに、広報いしおか広告料、人気があるもので、令和3年度につきましても216枠全てが埋まっている状況でして、歳入のほうが、決算額で216万円となっております。
それに対しまして、広報活動経費のほうなんですけれども、決算額が1,625万円強ということで、そのうち広告料、広報いしおかの広告料だけを見ますと216万ということなので、すみません、ちょっと割り返した率までは、すみません、ちょっと手元に資料がないんですけれども、おおよそ15%程度の分の歳入はこちらで賄っているというような状況でございます。
以上です。
351
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
352 ◯委員(川井幸一君) よく分かりました。
続いて、
ホームページバナー広告料28万円、これは何社の申込みがあり、今言った充当率がどの程度なのかも伺います。
353
◯委員長(谷田川 泰君) 秘書広
聴課副参事・土師君。
354 ◯秘書広
聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘君) お答えいたします。
ホームページバナー、
ホームページの下部にある広告枠のほうなんですけれども、こちら8枠設定しているところなんですが、令和3年度につきましては、5社からの申込みがあったところです。
一月当たり1万円という設定、一枠1万円という設定なんですけれども、そちらが25社で28か月分お申込みいただきまして、決算額は28万円となっております。
以上でございます。
355
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
356 ◯委員(川井幸一君) 分かりました。
続きまして、決算書の80ページ、拾得物3万5,000円について伺います。
357
◯委員長(谷田川 泰君) 参事兼管財課長・田辺君。
358 ◯財務部参事兼管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。拾得物3万5,000円でございます。これにつきましては、本庁舎の廊下ですとか、駐車場などに落とし物として落ちていたものにつきまして、そのうち現金につきましては所有者が分からないため、その日のうちに遺失物法に基づきまして、警察のほうに拾得物として速やかに届出することとされてございます。
その後、3か月間所有者が現れなかった場合に、遺失物法に基づきまして雑入としたものでございまして、件数としては4件でございます。
359
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
360 ◯委員(川井幸一君) 分かりました。しっかりと管理していただいているということで、分かりました。
次に、96ページ、
戦略的情報発信経費54万2,524円の内容を伺います。また、システム改修委託料14万800円ですが、何をどのように改修して、どのような効果を発揮しているのかもお聞きいたします。
361
◯委員長(谷田川 泰君) 秘書広
聴課副参事・土師君。
362 ◯秘書広
聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘君)
戦略的情報発信経費についてお答えいたします。
戦略的情報発信の経費なんですけれども、こちらのほうは、全体といたしまして石岡市の効率的な情報発信、その職員の発信力といいますか、そういったものを向上するための研修経費ですとか、そのほか、啓発のための物品の経費などを計上しているものになります。
ご質問の中のシステム改修委託料、こちらに関しましては、石岡市の公式
ホームページの改修業務を一部行っております。費用のほうが決算額で14万800円となっておりますが、こちらの内容といたしましては、以前から市議会等でもご指摘いただいておりました。
なかなか目的の情報に行き着くことが
ホームページのほうで難しいというものを少しでも改善するために、検索機能のほうを追加させていただいております。今までは、キーワード検索というので検索、
ホームページの中を検索するものがあったんですけれども、それをちょっと外部の検索エンジンなどと連携することで、より目的の情報にたどり着きやすくなるような改修を実施したところでございます。
以上でございます。
363
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
364 ◯委員(川井幸一君) その点はよく分かりましたが、効果、もうちょっと具体的に何か効果的なものがあれば、お聞かせいただきます。
365
◯委員長(谷田川 泰君) 秘書広
聴課副参事・土師君。
366 ◯秘書広
聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘君) お答えいたします。こちらの事業効果といたしましては、特に職員一人一人の情報発信力、広報担当職員のみならず、全庁的な各部署の担当職員の広報発信力のほうを向上させるというところも狙いの1つとしております。
そういった意味で、令和3年度につきましては、情報発信力向上研修ということで、コロナ禍ではありますが、2回ほど実施させていただいておりまして、そちらのほうで若手の職員から、各部署の広報のキーマンとなっていただくような職員の方に参加していただきまして、情報発信力を高めるための研修を実施しているところでございます。そういったところで、一定の事業効果は得られているかと思っております。
以上です。
367
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
368 ◯委員(川井幸一君) その研修については、ちょっとその後でお聞きします。この後でお聞きいたしますが、平成30年度には252万3,914円の決算でしたが、毎年少なくなっておりまして、昨年度の支出は54万2,524円です。
戦略的な情報発信と言えるのかちょっと疑問でありますが、金額が少なくなっていると、どうしてもやる気の縮小のような感じが見えてまいりますが、その辺はいかがでしょうか。
369
◯委員長(谷田川 泰君) 秘書広
聴課副参事・土師君。
370 ◯秘書広
聴課副参事秘書広聴担当(土師健弘君) お答えいたします。委員ご指摘のように、費用をかけることで得られる事業効果というものもあろうかと思います。
ご指摘のように、以前はいろいろな啓発事業ですとか、あとは映像コンテストですとか、そういったイベントを介して市の情報発信というものをやってきた経緯もございます。
そういった年度に関しましては、当然、事業予算のほうも令和3年度と比較しますと大きいものになっているという経過があるんですけれども、年度間のばらつきはあるものの、先ほど申し上げたとおり、職員一人一人、お金のかからない部分でも情報発信力を高めて、石岡の魅力を発信していけるように努めてまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
371
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
372 ◯委員(川井幸一君) その辺のところは意識が、今お話ししましたように、縮小していかないようにぜひとも頑張ってやっていっていただきたいと思います。
戦略的情報発信ということで、平成2年度には情報発信力の向上研修、先ほど言っておられましたけど、向上研修をしたとも答弁されております。
そこで伺いますが、今回は決算審査ということであります。過去の決算書は石岡市の
ホームページに掲載されていますが、過去の決算意見書は見当たりません。研修を受けたかどうか分かりませんが、掲載していない理由などがあれば伺います。
373
◯委員長(谷田川 泰君) 理事兼監査委員事務局長・田村君。
374 ◯理事兼監査委員事務局長(田村幸生君) お答え申し上げます。石岡市決算審査意見書、過去の分ということでございます。
当市におきましては、意見書につきましては、例年、市役所での告示をもって公表ということで、一般には公表という形で出させていただいておりましたが、ただいま過去の決算書を確認されたということで、他市にもあるような状況があるかと思いますので、川井委員さんのご意見を基に、他市の状況なんかを確認させていただきながら、今後、
ホームページ等での公表も併せて検討のほうをさせていただければと考えております。
以上でございます。
375
◯委員長(谷田川 泰君) 川井委員。
376 ◯委員(川井幸一君) 今お話しいただきました他市という部分で言うと、小美玉市や土浦市が
ホームページ等で掲載しております。そういったものも含めて、石岡市で必要であるかどうかも含め、十分に今後検討していただいて、ここの部分を考えていただければと思います。
厳しい質問、今から何点かありますけれども、今日はこのぐらいにさせて終了といたします。ありがとうございました。
377
◯委員長(谷田川 泰君) 以上で
総務企画委員会所管の質疑を終結いたします。
本日の
決算特別委員会は、以上をもって閉会いたします。
次回の委員会は、明10月26日午前10時から、令和3年度各会計決算における文教厚生
委員会所管の審査を行います。
なお、あしたの審査において質疑を予定されている委員は、開会時刻までに事務局へその旨を通告されますようお願いいたします。
お疲れさまでした。
午後 2時23分閉会
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